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【レシピ】コーンの芯&ひげで出汁作り

2020-08-25

夏のお楽しみといえば、なんと言ってもコーン。皮付きの状態で、スーパーの売り場に山積みになっていると、もうそれだけでうきうきするくらいの好物です。

皮ごと蒸して丸かじりするのも最高に美味しいのだけど、実は、芯やひげにも栄養がたっぷり。美味しい出汁が取れちゃいます。

材料は3つだけ

出汁作りに使う材料は、コーンの芯、ひげ、水の3つ。

芯とひげは、まとめて出汁を取るならコーン2~3本分あると良いのですが、1本分だけでも出汁を取ることができます。

芯は半分に折ったあと、縦割りにしてください。手間でなければ、さらに小さく切ると出汁がでやすくなります。

また、ひげはなければないでOKですが、あったほうが美味しくなると思います。できたら皮付きのものを購入しましょう。皮をむいてしまうとコーンの水分や糖分が失われやすくなるので、鮮度を保つためにも皮付きを選ぶのが正解です。

コーンの実の外し方

大きなボウルの中でコーンを立てて、包丁で削ぎ落としていきます。

ボウルを使うのは、実が飛び散ってしまうのを防ぐため。中に小さなボウルを入れ、ひっくり返して土台にすると、実を落とす作業が楽になります。大小のボウル2個の代わりに、シフォンケーキ用の型を使っても◎!

* * * * *

全くの余談になりますが、下記のOXOのコーンピーラーを使っていたこともあります(過去にブログで記事にしています)。


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するする実が剥けて楽しいのですが、本体と歯の間の大きさにしか切れない(実の下部分がしっかり落とせない)のが不満で、結局は包丁を使うようになってしまいました。

ただ、子供に手伝ってもらうなら、こちらのほうが安全かな?

インスタントポットを使う場合

小鍋で普通に煮出しても良いのですが、インスタントポットのような電気圧力鍋(私はPower Quick Potを使用)を使うとあっという間に出来上がります。

STEP 1
インスタントポットに、芯、ひげ、水(コーン1本に対し2カップ*/480ml)を入れる。ひげはお茶パックに入れておくと、あとで取り出しやすいです。

STEP 2
圧力モード(High)で10分間加圧し、自然に圧が抜けるまで放置する。

STEP 3
芯とひげを取り出したら、出来上がり。

1本分=2カップ/480mlの水で作った場合は、1.5カップ/360mlの出汁が取れます(*注:計量カップはアメリカのもの(240ml)を使用しています)。

なお、まとめて大量に作る場合は、水の量にご注意くださいね。インスタントポットを圧力モードで使う場合、入れられる量は最大で内鍋の2/3まで。水が多すぎるとベントから噴き出してしまいますのでご注意を(ちなみに、米や豆などは1/2までが適量)。

鍋を使う場合

鍋でコーン出汁を取る場合は、芯とひげを鍋に入れてから、水(コーンの芯1本あたり400ml)を注いでフタをします。火にかけて煮立ってきたら、弱火にして15~20分くらい煮出したら出来上がり!

また、鍋を使う場合は、他の具材と一緒に煮込むという手が使えます。芯の量が多いとやりにくかったりしますが、1本分でわざわざ出汁を取るのが面倒だな~というときには結構おすすめです。

ちなみに、とうもろこしご飯にする場合も、ご飯を炊くときに炊飯器に芯を入れるだけでOKです。

コーン出汁の活用方法

コーンの芯やひげから旨味や風味を引き出した出汁は、当然ながら、コーンスープやコーンチャウダーを作るのにぴったり。また、クリームシチューなどにも合います。

私は出汁を取ったあと、そのまますぐに料理に使うことが多いですが、瓶に保存しておいて野菜出汁のように利用してもよいと思います。

コーンの芯やひげを活用できるのも、新鮮な皮付きコーンが出回るシーズンならでは。せっかくだから、一手間かけて芯まで美味しく食べ尽くしてしまいましょう!