コリアンダー/パクチーを2週間長持ちさせる方法
アジア料理につきもののコリアンダー(パクチー)は、メキシコ料理によく使われることから、ここアメリカでも手に入れやすいハーブの1つです。
本格的な味を演出でき、常備しておくと何かと重宝するのだけれど、冷蔵庫にいれておくだけでは少々痛みやすいのが難。
でも、保存方法を少し工夫するだけで、本当に長持ちさせることができるようになります。
2週間以上、長持ちさせるには?
やり方は非常に簡単。
まず、グラスに底から3~4cmくらいの高さまで水を入れ、コリアンダーを洗わずにそのまま挿します。もし葉が濡れている状態なら、キッチンペーパーなどで水分を拭き取ってください。
ビニール袋などをかぶせたら、あとは冷蔵庫で普通に保存するだけ。
私は量り売り用の野菜を入れる薄手のビニール袋を利用していますが、なければジップロック袋でもいけます。ふんわりかぶせたら、裾は軽く絞る感じで、グラスの口に引っ掛けておくと冷蔵庫の中で邪魔になりません。ジップロック袋の場合は両サイドのジップを軽く閉めるイメージで。
水の交換も使うときに気がついたら、とか、1週間に1回くらいでも大丈夫。
なお、コリアンダーの保存方法には、濡らしたキッチンペーパーで根本を巻いておき、ビニール袋に入れて保存する方法もあります。ただ、アメリカで買えるコリアンダーは根が切り落とされているせいか、うまく水を吸ってくれず、あまり日持ちしませんでした。アメリカ在住の方には、グラスの水に挿す方法をおすすめします。
注意点
保存自体はとても簡単ですが、いくつか注意する点があります。これらを守ることで、さらに長持ちさせることができると思います。
できれば茎が長いものを買う
茎が長いほうが葉が邪魔にならず、グラスに挿しやすいです。
また、切り口が雑な場合や黒ずんでいる場合は、先端を少し切り落とすと良いのですが、切り落としても茎が短くなりすぎることがありません。
葉が濡れていたら、保存前にしっかり拭く
スーパーの野菜売り場では、鮮度を保つため、頻繁に水がスプレーされています。もし買ったときに葉が濡れている状態なら、保存する前にしっかり水を拭き取りましょう。
なお、冒頭写真の個別パッケージされたコリアンダーはAldiで見つけたもの。茎こそ短かくカットされていたものの、葉が全く濡れていなかったのが嬉しかったです。
下のほうの葉を取り除いておく
アメリカあるあるで、適当に束ねて下を切り揃えられていたり、葉が混じっていることが多々あります。
もし水に浸かる位置に葉があるようであれば、取り除いておきましょう。数日なら問題ありませんが、葉が長く水に漬かっていると、葉が黒くなり、最終的にどろどろに溶けます(経験あり(笑))。
ビニール袋の中で発生する水滴に気をつける
葉が濡れてしまうと痛みやすくなってしまうので、ビニール袋や葉に水滴がついていたら、早めに拭き取っておきましょう。
うまくいけば3週間も長持ち
コリアンダーは1束1ドル以下とリーズナブルではありますが、痛みやすく、1度に少量しか使わないことが多いからこそ、長持ちさせてちょこちょこ使いたいもの。
タイトルには2週間と書きましたが、この保存方法なら3週間近く持たせることができます。節約につながるのはもちろん、食材の買い出しが3週間に1回の現在も、薬味や彩りに困ることがなく助かっています。ぜひお試しください♪
日本ではタイ語由来の「パクチー」が一般的ですが、アメリカでは全く通じません。私は英語で「コリアンダー/coriander」と呼んでいますが、どちらかというとスペイン語の「シナントロ/cilantro」のほうが通じます。スーパーでも「シナントロ」が優勢ですので、覚えておくと買い物時に役に立つかも。
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