【アメリカの食材】卵かけご飯に使える生卵はこれだ!

2021-03-16

時々、無性に食べたくなる卵かけご飯。

アメリカでも卵は手に入るわけだし、その気になればいつでも食べられるわけではありますが、それをしないのは一重にサルモネラ菌が怖いから。

でも、大丈夫。アメリカでも生食できる卵が手に入ります!

アメリカの卵事情

生食用に徹底的に管理されている日本と違い、卵を生食する需要がほぼ皆無な海外では、オーガニックであろうと高級卵であろうとサルモネラ菌が付着していると考えるのが普通です。

低温殺菌されていない卵には、必ず注意書きがあります。

また、厄介なのは殻だけでなく、中に混入している場合もあること。なので、一般的な卵のパッケージには、必ず「完全に火を通すべし」という一文があるほど。

新鮮だったら大丈夫!と気にせず生で食べる人もいるようですが、正直おすすめしません。

生食できる卵=Pasteurized Egg

いくら需要がないからとは言え、筋肉作りのために生卵を飲みたいって人もいるだろうし、ティラミスのような生卵を使うお菓子もあるわけで。アメリカにもちゃんと低温殺菌されている卵が存在します。

上は普通の卵、下はケージフリーの卵。
(パッケージは変更されている可能性があります)

それがDavidson’s Safest Choiceというブランドから販売されているPasteurized Egg。

熱が入りすぎたのか、時々、白身が白っぽくなっていることもありましたが、きちんと低温殺菌されている=サルモネラ菌が付着していないので、生で食べるのも安心です(ただし、生食が推奨されているわけではないので、その辺は自己責任で)。

Davidson’sの卵には、1個1個にPasteurizedを意味する"P"がスタンプされています。これがまたかわいいのですよ~。

コンベンショナルは約4ドル、ケージフリーは約6ドルと、普通の卵と比べると割高感が半端ないですが、高くても1個あたり約50セント。それで卵かけご飯が食べられるなら安いものですね!

ちなみに。紛らわしい卵にPasture-Raised(↑)というものがあります。ぱっと見たとき、Pasteurizedのように読めてしまいますが、こちらは牧草で飼育された鶏の卵のことなのでお間違えなく!

Pasteurized Eggが買える場所

問題は取扱店が少ないこと。Kroger系やWalmartなど、一般のスーパーでは取り扱いはゼロ。

でも、オーガニック系などの高級スーパーなら可能性はあると思います。私の住む街(カンザス州)では、Whole Foodsでも見つかりませんでしたが、Fresh MarketSprouts Farmer’s Market で販売されていました。←過去形。

日系スーパーでも取り扱いがあるのかな? 近所にないので未確認ですが、Frenzsというニュージーランド産のサルモネラ菌フリーの卵を取り扱っているお店もあるようです。

また、Walmartでもサイトに商品自体は出てくるので、店舗によっては買えるのかも。

気になる方は一度、お近くのスーパーの卵売り場をチェックしてみてくださいね!

自分で卵を低温殺菌するなら

Pasteurized Eggが手に入るようになり、卵かけご飯を楽しんでいた矢先。

悲しいことに、Fresh Marketはお店自体が弊店し、Sprouts Farmer’s Marketでは販売が中止されて、全く手に入らなくなってしまいました。

むうぅ。こうなったら自分で作ってしまえ。

サルモネラ菌の殺菌に適した温度/時間

調べてみたところ、サルモネラ菌は比較的熱に弱く、殺菌すること自体は非常に簡単。

でも、卵の場合、黄身は65~70度、白身は75~78度で固まってしまい、殺菌温度を間違えるとゆで卵になってしまいます。そのため、黄身が固まる一歩手前の60度で加熱するのが一般的。

60度 x 5~10分で死滅するようですが、3~5分でいいと書いているサイトもあれば、20分間とかかれているサイトもあり、その辺の正解はよくわかりませんでした(皆さん、自己責任でやってますしね)。

サルモネラ菌は15~40度で活発に増殖するため、3~5分の加熱だと殻の表面はともかく中の温度がちょっと不安。となれば、長めの20分が無難だと思います。


生卵作りに役立つ調理器具

温度計があればできないこともありませんが、確実に低温殺菌したいなら、細かい温度設定ができる調理器具があると便利です。

我が家のパワークイックポット

具体的には、真空調理/低温調理器具のSous Videか、Sous Videモード機能がついたインスタントポットが使えます(私はパワークイックポットという、インスタントポットより安価だったマルチ電気圧力鍋を使用中。こちらの記事で少し紹介しています)。

あとは、60度に設定して、20分間加熱し、流水で卵を冷やしたらできあがり!すぐに食べない場合は、冷蔵庫で保存すればOKです。

若干の手間と時間はかかりますが、これなら簡単に作れる上に、節約にもなるという嬉しい特典も。コストを抑えられるから、ビビンバやすき焼き、マヨネーズなどにも気兼ねなくじゃんじゃん使えますね。

毎日卵かけご飯を食べるなら、こういう道具に投資してもあっという間に元が取れます。もし迷っている方がいたら背中を押しちゃいますよ~!