【アメリカ】0.1g単位で測れるキッチンスケールを購入しました

パンやお菓子作りから、愛猫のドライフードまで、あれこれ計量するために日常的に使っているキッチンスケール。
これまで使っていたキッチンスケールもまぁまぁ使えたんですが、最近ボタンの反応が悪くて、イライラすることが増えたため、買い換えることに。
が、よく使うからこそ、これだけは譲れない!という条件がいくつかあり、アメリカでそれを満たすキッチンスケールを探すのはかなり大変でした。
この記事では、かなりの数の量のキッチンスケールを比較&レビューをチェックして選んだキッチンスケールをご紹介します。
これまで使っていたキッチンスケール

これまでは、15年くらい前にAmazonで買ったものを使っていました。
これを選んだ理由は次の通り。
- アメリカのブランド
- 薄型デザイン
- 表面:ステンレス製
- 4単位に対応(g/ml/lb/oz)
- 風袋引機能(Tare)付き
- 最大計測値:5kg/11lb
- 自動オフ機能付き
そこそこ気に入っていたのですが、使っていくうちに、あれこれ不満に思う点も増えてきました。
- 測る量が少なすぎると、反応しない(2g以下のものは測れない)
- 割高なコイン型電池が必要で、ランニングコストも高め
- ボタンの反応が悪く、何度も押す必要がある
最後のボタンの反応に関しては、最近の話なので、おそらく、ボタンの下に組み込まれたパーツの劣化が原因だと思います。ま、15年も使ってるとパーツが損耗するのは仕方ないですね。
今回キッチンスケールに求めた条件
これまで使っていたキッチンスケールと同じ機能があることをベースに、次の条件を満たすキッチンスケールを探しました。
必須条件:
- 計測が正確(0.1g単位で測れる)
- 重いものも測れる(最大計測値が5kgくらいある◎)
- 4単位(g/ml/lb/oz)に対応
- 風袋引き機能付き
- 自動オフ機能付き
- 製品レビューが良い
- リーズナブルな価格
ちなみに、最大計測値や4単位対応にこだわっているのは、日本に送る郵便物の重さを事前に測るため。日本のように小幅で料金設定されていないし、毎年値上がりしてて高額だから、きっちり測るのはマストです。
また、アメリカ人のオットがオンス/ポンド計量を使うからという理由もあります。
アメリカのレシピはほぼカップ表記ですが、オンスで記載されている場合もあるので、そういう場合はgとオンスで測れると何気に便利。
その他、必須じゃないけど、希望する条件:
- ちゃんとしたブランド製品(中国ブランドは避けたい)
- 薄型デザイン
- 使用する電池が単4形(AAA)または単3形(AA)
- 防水
この辺の条件も満たしているスケールがあったら、私的には完璧!
まとめると「性能とレビューが良くて、そこそこ安い」という欲張った条件で製品を探していたので、条件を満たす製品を見つけるのがそれはもう大変でした!(笑)。
実際に購入した製品

性能に加えて、製品レビューが良くて、リーズナブルで、なんて欲張っていたら、延々と堂々巡りをしてしまいましたが、ようやく決めた製品がEtekcityというブランドのキッチンスケールです(Etekcityを作っているVesync社は、Cosoriも手掛けています)。
どのくらい条件にあった製品かというと・・・
- 計測単位:○…1kgまでは0.1g単位、5kgまでは1g単位で計測可能
- 最大計測値:○…5kg/11lb
- 4単位に対応:○…液体オンスでも表示可の5単位対応
- 風袋引き機能:○
- 自動オフ機能:○…2分後に自動的にオフになります
- 製品レビュー:○…☆4.7/5(2021/7/28時点で4,082レビュー)
- 価格:○…私が買ったときは$12.95でした
- ブランド:?…会社所在地は米国カリフォルニア州。でも中国系っぽい?(製品は中国製)
- デザイン:△…薄型ではないけど許容範囲
- 使用電池:○…単4形電池(AAA)2本
- 防水:✕
ほぼ希望通り!
レビューをチェックしていたら、少数の人が「正確じゃない」と書いていたのでやや不安だったんですが、どの製品のレビューを見ても一定数の人が文句を言っているのですよね・・・。
結局は、自分で使ってみないと良し悪しはわからない。価格もリーズナブルだったし、ダメ元で買ってみることに。
実際に使ってみた感想
良かった点

★ボタン2個のシンプルなデザイン&操作も簡単
★電源を入れた時点で、風袋引き機能が作動する
(ボウルなどをのせてからボタンを押すと0表示される)
★電池が付属していて、すぐに使える
★プラスチック製なので軽い(295g)
★LCD画面が明るい(暗い場所でも見やすい)
★電池残量が少なくなると計量前にLO(LOW=低)の表示でお知らせしてくれる
ここがちょっと・・・と思った点
★ボタンを押したとき、カチッと音がする
★たまに計量表示が遅れるときがある
★LCD画面のバックライトのオン/オフができない(常にオン)
★0から計量する場合、1g以下のものは測れない
★電池残量が少ないときにLOが表示されるが、なかなか消えず、すぐに計量できない
正確性を検証
実際に愛猫のドライフードで正確性を検証してみました(うちでは愛猫のダイエットのために、毎食計量しています)。

ドライフード1粒=約0.2g。写真の右と左では1粒違うだけですが、ちょうど1gと思われる時点(左)では0.0g表示になってしまいます。
また、何度か同じドライフードで計測したところ、6~8粒以上入れても0gとなる場合もありました。なので、測るものが2g以下のときの精密さはそれほど期待しないほうがよさそうです。

ただ、総重量が1g以上であれば0.1g単位で測れます。
コインとか何か別の物の重さを測ってから、測りたいものを追加すれば1g以下でも計量は可能です。この場合、自分で計算する必要があります。
総合的には満足!
不満点がないわけではありませんが、思ったより満足度は高めです。
前のキッチンスケールが壊れかけだったこともあり、何度もボタンを押す必要がなくなっただけで、かなりのストレスフリーに。
こんなことなら、もっと早く買えばよかったです。
参考情報:候補に挙げていたキッチンスケール
ちなみに、選ぶ過程で候補に挙がっていたものは次の通り。
いずれも、名の知れたブランドでデザインも好みだったんですが、微妙に条件が合わず。逆に、私みたいに 最大計測値や4単位対応にこだわりがない方にはおすすめかも。
タニタ
- 信頼のおけるタニタ製品!
- 200gまでは0.1g単位、2kgまでは0.5g単位で計測可
- 最大計測値は3kg/6lb
- すっきりしたデザイン
- g表示のみ
- 値段が高い
OXO
- アメリカのOXOブランド
- 0.5g~測れ、0.1g単位で表示
- 最大計測値は3kg/6lb
- タイマー付き(コーヒーを淹れるのに便利)
- すっきりしたデザイン
- 値段が高い
* * * * *
このたび新調したキッチンスケールをご紹介しました。
条件がありすぎて?決めるのが大変だったんですが、なかなか使い勝手の良い製品が手に入って嬉しいです。私が買ったプラスチック製のブラックは現在販売休止(中止?)ですが、同じ型でステンレス製の商品が出ています。よかったらそちらもチェックしてみてくださいね!
この記事がアメリカでキッチンスケールを探している方の参考になれば幸いです!
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