意外と便利!アメリカンレトロなプチ計量カップ

ホームセンターでこんなアメリカンレトロな計量カップを見つけました。
老舗ガラスメーカーことアンカーホッキング社の製品で、錨マークがなんともかわいい。ビンテージものではないけれど、昔ながら?のレトロな雰囲気も気に入ってお買い上げしてしまいました。
プチサイズの計量カップ

サイズ的にはかなり小さめで、片手で持つとこんな感じ。手のひらにコンパクトに収まります。
高さは8.7cmとそこまで背が高くないので、洗うのも簡単です(個人的に食器を洗うのが嫌いなので、少しでも洗いにくそうなキッチンアイテムは買いません(笑))。
4タイプの目盛りに対応

そして、私的にツボだったのが、ml、oz、Tsp(小さじ)、Tbs(大さじ)の4種類の目盛りがプリントされているところ。
最小15ml(大さじ1/0.5オンス)~150ml(大さじ10/5オンス)まで測れます。小さじの目盛りで測る場合は、小さじ3からしか測れないため、計量スプーン代わりに使うのは少々厳しいです。
ただ、同じアンカーホッキング社の1カップ/250mlサイズの計量カップは最小目盛りが50mlなので、それと比べるとずいぶん小回りが効いて何気に使えます。
お米の計量カップにもなる180mlサイズ

目盛りは150mlまでしかありませんが、実は、容量自体は180mlと、お米1合を測るのにぴったり。手元にお米用の計量カップがなければ、とりあえず?の代用品として使うこともできます。
ちなみに、アメリカでもネットで探せばお米用の計量カップは見つかりますよ。ご入用の方は”Rice Measuring Cup”で検索してみてくださいね。
なお、写真の計量カップは随分前にアメリカで買ったもの。おそらくイノマタ化学のお米計量カップと思われます。米びつの底に残ったお米をキレイにすくえて、なかなか便利ですよ。
ドレッシング作りに大活躍

このプチ計量カップは、大さじ3のオイルなど、計量スプーンで何回か測る必要があるようなときに1回で測れてとても便利。
それ以外に私が便利だなぁと思う使い方は、ずばりドレッシング作り。
いちいち計量するのは面倒なので、目分量でちゃちゃっと作ることが多いけれど、そこはやはり目分量。オイルと酢のバランスが悪くて、失敗することも多々あります(笑)。
でも、このプチ軽量カップを使うようになってからは失敗知らず。手が滑って多めに入れてしまうことはありますが、オイル:酢の割合(2:1もしくは3:1)が大幅に狂うことがありません。

ドレッシングに必要な材料をすべて入れたら、斜めになるように持って、フォークで混ぜるだけ。少量なので一度にオイルを入れてもうまく混ぜられ、泡立て器を使う必要もないのが気に入っています。
ドレッシング作りに関して言えば、蓋&レシピ付きのドレッシング用ボトルを使っていた時期もありましたが、ボトルの背が高くスポンジがボトルの底まで入らず洗いにくかったので、速攻で処分した思い出があります。
8種類のドレッシングレシピ(分量)が瓶に印刷されていて、なかなか便利だと思いますが、洗い物嫌いの私には合わなかった・・・。
デメリットもある
なんだか、いいこと尽くめな感じですが、メリットばかりではありません。
目盛りが消える
ガラスに目盛りが印刷されているだけなので、使っていくうちにおそらく印刷が消えてきます。
この計量カップではなく、他のガラス製の計量カップの話ですが、使っていくうちに薄くなっていき、最終的に目盛りがすべて消えたことがあります。
Amazonの商品ページを見ても「目盛りが消えた」といったレビューが散見するので、消えるものだと思っておいたほうが良いかも。
目盛りがアバウト
あまり精密には作られていないので、きっちり計量するには不向きです。お菓子作りには、計量スプーンやキッチンスケールを使ったほうが無難です。
耐熱性ではない
アンカーホッキング社のガラス製品といえば耐熱性があるのが売りですが、このプチ計量カップは普通のガラス製で耐熱ではありません。
熱湯を入れたり、電子レンジでは使えないのでご注意くださいね。
なお、Baked By Fire King(アンカーホッキング社のブランド)から、耐熱性のある計量カップも出ています。オーブンや電子レンジにも対応しているので、用途によってはこちらのほうが便利かも。
注ぎ口がない
個人的に惜しいなぁ、と思うのは、注ぎ口が付いていないこと。
測った液体を注ぐときにどうしても垂れてしまいます。今のところ、私はそれほどストレスには感じていないので、普通に使ってはいますが、キッチンカウンターなど、こぼれてもすぐに拭ける場所で使うのが吉だと思います。
買える場所&値段

いろいろとデメリットはありますが、それでも「かわいい」に勝るものなし。気に入っていれば、少々の使い勝手の悪さには目をつぶれます(笑)。
そして、嬉しいことに、お値段は2ドル弱!
私はMenards(ホームセンター)で見つけましたが、Walmartでも取り扱いがあります。Williams-SonomaやAmazonにもありますが割高なので、コストを抑えたいならWalmartがおすすめです。
なお、日本でもAmazonや楽天で取り扱いがありますが、なかなか強気なお値段になっていますので、アメリカのキッチン雑貨が好きな人へのお土産にするのも一案かもしれません。
気になる方はお近くのお店で探してみてくださいね~。
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