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海外在住・日本一時帰国前にやっておくべき準備8選

2025-03-29

2025年3月に2週間ほど日本に一時帰国してきました。

日本帰省は実に15年ぶり!浦島花子すぎて各地でやらかしつつも、事前準備のおかげで楽しく過ごしてきました。とはいえ、やっておけばよかったと反省することもあり。

記憶が新鮮なうちに、帰国前にやっておいてよかったこと(5つ)と、やっておくべきだっとこと(3つ)を、備忘録として書き残しておきたいと思います。

これから一時帰国される予定がある方の参考になると嬉しいです。

やっておいてよかった事前準備

日本で使うデータプランの用意

私がアメリカで契約しているスマホのプランは国外使用不可。

ホテルでWiFiは使えるけれど、外出時に友達や家族と連絡を取るためにネットは使えたほうがよさそう、と、楽天でプリペイドSIMカードの14日間データプランを購入しました。

こういったプリペイドSIMカードは時間がなければ空港でも購入できますが、やはり割高。事前に注文しておくほうが確実だし、安く手に入ります(空港で買える同等のSIMカードと比べると、半額くらいになりました)。

SIMカードの受け取り方

自宅やホテルの他、コンビニでも受け取りが可能です。

私は成田空港のコンビニ受け取りにしたんですが、Loppiという端末の使い方がよくわからず店員さんに迷惑をかけてしまったので(笑)、急がないならホテルや自宅での受け取りのほうが楽かもしれません。

空港のコンビニで受け取る場合、発送商品の保管期間が7日間(店舗によっては3日間?)と限りがあるので、ご注意を(受け取れなかった場合は送り元に返送されるようです)。

また、私が利用したDXHUBの場合、商品がコンビニに届いたあと"【コンビニ受取】商品のコンビニ受取開始のご案内"というタイトルのメールが届き、商品受け取りにはこのメールに記載されている情報が必要です。

逆に、このメールに記載された情報がないと受け取れないので、帰国便に乗る前に商品がコンビニに届く(案内メールが届く)よう手配しておくのが吉だと思います。

データプランの容量

私が選んだのは1日2GBまで使える14日間プラン(2GBを超えた場合も低速で使用可能)。

ホテルではWiFiにつなげたし、動画は全く見なかったため、日本滞在時の1日の使用量は500MB前後。主な使用は、SNS経由で写真を送ったり電話をかけたり、Google Mapで目的地までの道順を調べたりが多かったです。

結果的に2週間で10GBも使いませんでしたが、容量不足を全く気にすることなく使えたのがよかったです!

設定方法

SIMカードを入れ替えて、説明書に従って開通手続き&APNを設定するだけ。

私のスマホ(Google Pixel)では、記載のAPN設定とはちょっと違ってとまどいましたが、なんとか自力で完了!(Google Pixelは【Settings → Network & Internet → SIMs → Access Port Name/APN】でAPN設定できます)。

設定方法がわからない場合は、LINEやFacebookなどを通してカスタマーサポートに問い合わせも可能です。ただし、ネットに接続することが前提となるのがややネックかもしれません。

なお、DXHUBのSIMカードには、SIMピンも付いてきますので、持っていくのを忘れても大丈夫です。



VPNの契約

プリペイドのデータプランと合わせて用意したのがVPN。

ざっくり説明すると、VPNを使えば通信データを暗号化できるので、公共WiFiでも安心してネットにつなげます。

その昔、公共WiFiを使ったときにメールのパスワードが盗まれ、悪用されそうになった経験があるため、公共WiFiを使う旅行中のVPNは必須!

今回はKindleでも使えるExpressVPNを利用しました。設定も簡単で、スマホやPCなどあらゆるデバイスで使えます(同時接続は8台まで)。特にネットワーク遅延も感じず、さくさく使えました。

ちなみに、私はキャッシュバックサイトのTopCashback経由で契約したので、ほぼ無料で利用できましたよ!


外貨手数料なしの銀行口座開設

手元に現金(日本円)がなく、日本に銀行口座を持っていないため、換金する必要があったんですが、空港などの手数料ってやたら高いわけで。

そこで、外貨手数料なしでお金を下ろせるよう、新たにCharles Schwabで当座預金口座(Investor Checking Account)を開設しました。

Charles Schwabは、なにがすごいかというと、

  • ATM利用時の外貨手数料なし(1日の引出限度額は1000ドル)
  • ATM手数料は後日返金(回数に制限なし)
  • VISA Debitカードで外貨手数料なしで買い物可能
  • 口座維持手数料なし
  • 最低入金金額の設定なし
  • 微々たるながら利息もつく

もう海外旅行をするための口座ですよね!

難点としては、合わせて証券口座(Brokerage Accounts)も開設する必要があることでしょうか。ただ、維持手数料は無料で、開設後に取引する必要もないので、開設しても害はないかと。

ちなみに、新規で口座を開設する方は、証券口座へのデポジット金額に応じて最高$1,000もらえるボーナス特典もあります(当座預金口座へのデポジット金額は対象外)。よろしければこちらのリンクをご利用ください(紹介コード:REFEREX98BY26)。

連絡に使えるアプリのインストール

個人的に、普段アメリカで生活する上ではほとんどスマホを使っていなかったのですが、友達や家族と連絡するためのSNSアプリをいくつかインストール。

日本の友達とはインスタグラムやWhatsApp、アメリカにいるオットとはGoogle Chatを使いました(LINEは個人情報の扱いがひどいイメージがあって却下(笑))。

どれも通話機能がついていて、ネットが使える環境なら問題なく通話でき、いざというときに助かりました。

ホテルや航空券チケット情報などの印刷

スマホが使えるとはいえ、いざというとき頼りになるのはアナログの紙(笑)。

今回は国内移動も多く、ホテルも転々としたので、(1つを除き)すべて印刷して「旅のしおり」代わりに持ち歩きました。必要なときにさっと情報を確認できたのもよかったです。

逆に1つだけ印刷し忘れた情報があり、かなり大変な目にあった(後述します)ので、何が何でもすべて印刷しておくことをおすすめします!

やっておかなくて後悔した準備

2段階認証対策

昨今はログインの際にSMSで認証コードを受け取るのが主流になっていますが、登録している携帯電話が使えないと、認証コードを受け取ることができません。

うっかり日本の家族との連絡に使っていたメールアカウントをスマホと紐づけておくのを忘れてしまったため、2段階認証で弾かれてそのメールが使えず。窓口の母親はSNSを使っておらず、公衆電話から電話しても非通知で拒否され、連絡が取れなくて本当に困りました。

また、今回は国内旅行で福岡ー羽田間の飛行機に乗る予定もあったんですが、なぜかこの分だけ印刷を忘れており。航空会社からの確認メールはこのメールアドレス宛だし、航空会社のアカウントへのログインも認証コードが受け取れなくて不可だしで、自分が乗る飛行機がわからないという状況に(笑)。

結果として、なんとかなりましたが、時間もロスしたし、精神的にかなり疲れました。

おそらく普段スマホを活用している人なら、こんな初歩的なミスはしないと思うのですが、旅行前に設定を見直しておくのは大事かと!

具体的には、2段階認証を一時的にオフにしておくか、信頼できるデバイスとしてスマホに登録しておく必要があります。って、スマホを使っている人には基本的すぎてすみません(汗)。

オンラインでの買い物&免税店の確認

今回は免税で買い物をしよう!(2年以上、海外に住んでいる場合は日本人でも免税可能)と、張り切って欲しいものリストを作成して帰国したけれど、意外と欲しいものが見つからなかったり、売っている場所がわからない!

ぶらぶらお店を見て歩くのは楽しかったものの、時間の節約や買い忘れ防止という意味では、事前にオンラインで買って実家やホテルに送っておくのが賢かったと思います。

また、効率よく買い物するために、免税対応のお店をきちんとチェックしておけばよかったとも思いました。

外国人が多い東京では、そこら中に「免税」のサインが掲げられていてふらっと買い物もできたけど、地方では免税できるお店が限られていて、結局はほぼ免税できないお店で買い物をしたので、少しもったいなかったように思いました。

海外旅行保険の手配

今回は東京海上日動の訪日外国人向けの保険に入りました(海外在住の日本人も利用可能)。

ただ、この保険は日本国内もしくは香港、中国、韓国国内からしか申込みができません。ゆえに、海外在住者の場合は入国してからの手続きになります。

ホテル到着後、加入手続きを行ったのですが、私のスマホ操作が悪かったのか、すんなりと手続きが終わらず、小1時間もかかってしまい時間のロスに。

また、日本入国後に加入した場合、保険は当日ではなく翌日から有効となり、1日とはいえ保険期間にギャップが出てしまったことも気になりました。

幸い、保険を使うような病気や怪我はしなかったけれど、時間のロスや保険期間にギャップが生じることを考えたら、アメリカで手配できる保険に加入したほうがよかったように思います。

*****

日本への一時帰国に備え、事前準備としてやっておいてよかったことと、やっておくべきだったことをまとめてみました。

ほぼ自分への備忘録としての記録ですが、これから一時帰国する方にも少しは参考になるかな?

また、帰国時の持ち物リストや、日本で買ってきた食材やチッキン道具の紹介記事もアップ予定ですので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。