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【アメリカの食材】オーガニックを買いたい野菜&果物

2020-02-16

毎日たくさん食べたい野菜と果物。最近のオーガニック人気で、スーパーで手に入る種類もぐんと増えました。

オーガニックのものを選ぶのが身体には良さそうだけれど、コンベンショナルと比べたらやっぱり割高。 全部をオーガニックにするのはお財布にキビシイ。

そんな方は、特定の野菜と果物だけをオーガニックで買うのがおすすめです。その野菜と果物とは?

農薬汚染が高い野菜&果物を避ける

1つ目は、農薬汚染が高い野菜や果物。

アメリカでは、EWG( Environmental Working Group )という環境保護NPO機関が、毎年、農薬で汚染されている(=残留農薬が多い)野菜と果物のランキングを発表しています。

2025年のトップ15は以下の通り:

  1. ほうれん草
  2. いちご
  3. ケール/コラード/マスタードグリーン
  4. グレープ
  5. ピーチ
  6. チェリー
  7. ネクタリン
  8. 洋梨
  9. りんご
  10. ブラックベリー
  11. ブルーベリー
  12. じゃがいも

毎年、順位は入れ替わりがあるけれど、メンツは似たりよったり。ただ、何年もいちごが1位でしたが、2025年はほうれん草がトップに。

その他、果物が目立ちます。虫が付きやすかったり、栽培期間が長くなると、農薬の使用量も多くなってしまうのでしょうね。

まず、こういった野菜や果物をオーガニックにすることで、食の安全性を高められると思います。

遺伝子組み換えの農作物を避ける

2つ目は、遺伝子組み換えの農作物。

こうした野菜や果物には、除草剤に耐性のある遺伝子が組み込まれています。つまり、従来の農作物に比べ、強い除草剤を大量に使うことが可能だということ。

人体への影響や安全性については大丈夫だとは言われているけれど、いまだ賛否両論。残留農薬の量も気になるし、できるなら避けたいです。

Genetic Literacy Projectによると、アメリカで実際に遺伝子組み換えで生産されている野菜や果物は以下の通り。

  • とうもろこし
  • 大豆
  • じゃがいも
  • パパイヤ
  • サマースクワッシュ(ズッキーニ)
  • キャノーラ(菜種)
  • りんご
  • ビーツ

ただし、その他にトマト、レイプシード(菜種)、ビーツ、米、フラックス、プラム、チコリーも、すでにFDA(米国食品医薬品局)により遺伝子組み換え生産が承認されています。

アメリカ国内ではまだ生産されていないようですが、今後注意が必要かもしれません。

現時点での遺伝子組み換え作物の見分け方

遺伝子組み換えであるかどうかの食品表示は、現時点では法律で義務付けられていません。では、どうするか?

左がコンベンショナル(#4011)、右がオーガニック(#94011)のバナナ。

そんなときはPLUコードを確認しましょう。PLUはPrice Look-Upの略で、量り売り(または個売り)の野菜や果物の値段を算出するときに使われる商品コードのこと。レジでPLUコードを打ち込むと「PLUコードに登録されている単価x野菜/果物の重さ(または個数)」で金額が計算されます。

コンベンショナルの場合は4桁、オーガニックと遺伝子組み換えの場合はそれぞれ頭に「9」または「8」がついた5桁です。

例えば、コンベンショナルのバナナのPLUは#4011ですが、オーガニックの場合は#94011、遺伝子組み換えの場合は#84011になります。

遺伝子組み換えの野菜や果物は、実際に売り場で見かけたことはないのですが、買う時にPLUコードに気をつけてみるとよいかもしれません。

キャベツやトマトなど、ものによってはラベルが貼られていないこともありますが、自分でPLUコードを打ち込む必要があるセルフレジを使えば、会計時にチェックできますよ。

ゆるい感じで実践中

野菜や果物を選ぶときは、残留農薬率の高いものや遺伝子組み換えのものを避けるのがおすすめ。うまくオーガニックとコンベンショナルを組み合わせることで、コストを抑えつつ、食の安全性も高められると思います。

とはいえ、私が上記リストの野菜や果物をすべてオーガニックにしているかといえば、答えはノー。

オーガニックの野菜がしなびている場合は、新鮮なコンベンショナルを買うか、買わないという選択をすることもあるし、セール価格につられてコンベンショナルにしちゃうことも。

結局のところ、どこまでオーガニックの食材を取り入れるかは人それぞれ。食にこだわってコンベンショナルを一切買わないというならそれでもよいし、旬の野菜や果物を美味しく食べたいというならコンベンショナルでも全然アリだと思っています。

絶対にオーガニックにしないと!と気張るといろいろとストレスもたまりそうなので、私はできる範囲でゆるく実践していますよ。

ちなみに、別記事でコンベンショナルの残留農薬を落とす洗い方を紹介しています(イチゴについての記事ですが、他の果物や野菜にも有効です)。興味のある方は、合わせて参考にしてみてくださいね!