小バエ・フルーツフライ対策:トラップの作り方

暖かくなってくると、どこからともなくキッチンに現れる小バエ(ショウジョウバエ)。
よく見かけるのは隙間だらけの古い家に住んでいるせいかと思っていたけれど、どうやら買ってきた果物に卵がついていたりするのも一因のよう。
これらの小バエは、バナナなどの常温保存のフルーツに寄ってくることから、アメリカではフルーツフライと呼ばれ、親しまれ・・・てはいないです。絶対に。
小さいくせに意外とすばしっこくて、なかなか仕留められなくてイライラ・・・。だけど、猫も飼っているし、食べ物を扱うキッチンで殺虫剤の類は使いたくない。
そんなわけで、私はトラップを作って、シンクの横に置いています。
フルーツフライ・トラップの材料

トラップを作るのに必要な材料は3つだけ!
- アップルサイダービネガー
- 水
- 食器用洗剤
アップルサイダービネガーについて
アップルサイダービネガーは、加熱加工された通常のものでも作れますが、濾過、殺菌処理されていない酵母入りタイプ("With Mother"と記載のあるもの)がおすすめです。
両方とも試してみましたが、酵母入りタイプのほうがより効果がありました。
フルーツフライ・トラップの作り方

- 小さなコップ(または瓶)に水を入れる。
- アップサイダービネガーを追加する。
- 洗剤を数滴垂らす。
- オプションでサランラップを張り、中央に穴を開ける。
分量は適当でOKです。フルーツフライはアップルサイダービネガーの匂いに惹きつけられて寄ってくるので、多めに入れてみてくださいね。
出来上がったトラップは、キッチンカウンターの上など、フルーツフライをよく見かける場所に置くだけです。 しばらく置いておくと水が自然蒸発していくので、量が減っているようなら随時、水を足してください。
なお、サランラップは捕獲率を上げるためのもの。一度中に入ったフルーツフライが逃げにくくなるように入り口を狭くします。ワインボトルのような首がくびれて開口部が狭い瓶を使ってもいいかもしれません。これはお好みでどうぞ。
* * * * *
ちなみに、1匹のフルーツフライが一生に産む卵の数は500個以上だそうで。数匹だけならまだしも、大量に発生したところを想像すると鳥肌が・・・(怖)。
また、フルーツフライ対策には、トラップを作る以外にも、
- 果物を常温保存せずに冷蔵庫に入れる
- 空き瓶に残ったワインやビールを捨てる
- ゴミ箱や周辺を清潔に保つ(日本なら三角コーナーも!)
- 食べ終わった後のお皿はすぐに洗う
などなど、繁殖させないことにも日々気をつけるのが得策だと思います。小さなことですが、フルーツフライが活発になる夏場は特に徹底して対処していきたいものですね。
標準的な醤油さしを使っていたときに、注ぎ口からフルーツフライが入ってしまうことに悩まされていたのですが、こちらの記事(↓)で紹介しているグッズで解決できました。興味があれば、あわせてどうぞ!



















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