
日本に一時帰国したときに買ってきたキッチン用具の中で、マーナの極しゃもじと同じくらい、使い勝手の良さに驚いたのは「あくとりさん」です。
その名称からもわかるように、アク取り専用のお玉なのですが、これが本当にアクだけ取れる逸品でした!
この記事では、すっかりお気に入りとなった「あくとりさん」を、実際に使ってみた感想も含めて、ご紹介します。
「あくとりさん」の特徴とメリット

私が購入したのは、Terna(テルナ)の「あくとりさん」。
アク取り専用のお玉で、底部に1mm弱の細いスリットが入っているのが特徴です。
アクだけが取れる

アクをすくうと、アクだけが底部に残り、液体はスリットから下に落ちます。そのため、アクを捨てる際にスープや煮汁を無駄にすることがありません。
標準のお玉では、できるだけ液体をすくわないよう気を使う必要がありましたが、あくとりさんなら、雑にやってもアクだけしか取れないため、気軽に使うことができます。
なお、説明書によると、水だけすくった場合は表面張力で水が切れないことがあるとのこと。わざわざ「不良品ではありません」と書かれていて、ちょっと笑ってしまいました。
お手入れが簡単
個人的に最大の感動ポイントだったのは、お手入れが簡単なこと。
網状タイプのものは、アクや脂が網の目に詰まると洗うのが大変。その点、あくとりさんはステンレス製の一体型で、細長い穴しかないため、詰まり知らずです。
楽に手洗いできることはもちろん、食洗機でも洗えます!
アク取り以外にも使える
アク取り専用のお玉ではあるのですが、実際に使ってみて、意外と便利だと思った使い道もありました。
煮物などの盛り付け

あくとりさんは煮物などの具だけを取り出すのにも便利です。
通常のお玉のヘッド部分より小さめなため、肉じゃがやポトフなど、具材が多い煮物でも取り出すのが簡単。
大きな豆腐だと崩さないように少し注意が必要かもしれませんが、大抵は問題なく使えます。また、最お皿に移したときに煮汁が入らないので、盛り付けもしやすいです。
鶏ガラを取り出す
私は鶏、ターキー、豚の骨でブロスを作ることが多いのですが、たとえば鶏もも肉の骨2~3本だけで少量の出汁を取ったあとなど、大きなザルではなく、あくとりさんで骨を取り出すようになりました。
小回りが効く上に、洗い物も最小限になるのが嬉しいです。
揚げ物や油かす取り
ステンレス製なので、こまごました揚げ物や油かす取りにも使えます。
サイズ的に大きめのフライドチキンとかとんかつには不向きですが、小さめのエビフライとかフライドオクラなど小さめの揚げ物にぴったり。
とくに一度に小さなものをたくさん揚げるときは、トングで1つ1つ取り出すよりも、効率的に取り出せるのも気に入っています。
気になった点
デメリットというほどではないと思いますが、気になった点もいくつかあります。
液体が落ちる速度が遅いことがある
スープやジャムなど、とくに液体の粘度が高い場合、スレットから下に落ちるのに少し時間がかかることがあります。
そのため、急いでいるときなど、イラッとする場面もあるかもしれません。
値段が高め
一般的なアク取りに比べて、お値段はややお高め。
お玉やスプーンなどで代用できないこともないため、専用のものを買うのに躊躇する人もいそうです。
ただ、頻繁に買い替えるものではなく、買ってからはアク取りにまつわるプチストレスがなくなることを考えたら、個人的には安いものでは?と思います(それくらい気に入っています)。
海外在住者は特に入手が難しい
あくとりさんは、職人による手作りで大量生産できないため、ネット販売が大半のようです。
日本国内であれば取り寄せは比較的簡単そうですが、アメリカの場合、Amazonや他のサイトでも取り扱いがありません。
すぐに使いたいなら、お金をかけて日本から取り寄せるか、一時帰国まで待つかの二択になってしまうのがもどかしいところです。
一度使ったら手放せない道具
あくとりくんの気になる点をいくつか挙げましたが、実際は「しっかりアクが取れる」「お手入れが簡単」という二大メリットが余裕でそれらを上回ります。
一度使ってもらえればわかると思うのですが、アクだけ取れて効率的だし、洗うのが大変なんてこともなくて、なんともストレスフリーなんですよね。
あまりに使い勝手が良いものだから、面倒くさがりやの私も積極的にアク取りするようになりましたよ(笑)。
骨からスープを取る方や煮込み料理をよく作る方はもちろん、料理好きな方へのちょっとしたギフトにもおすすめです。ぜひ一度チェックしてみてくださいね!



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