米国で作るサイリウム+アーモンドミルクのわらび餅

夏になると、無性に食べたくなるのが、ひんやりぷるぷるのわらび餅。
とはいえ、アメリカの地方に住んでいると本物のわらび餅粉なんて手に入るわけもなく、代替品で作ることになるわけで。去年までは片栗粉で作っていたのですが、サイリウムも代用品になると知り、ものは試しと購入してみました。
私の場合、サイリウムとはなんぞや?というところからスタートしたのですが、低カロリー、低糖質、食物繊維たっぷりで、ダイエット業界でもてはやされている食材だとか。
そんなサイリウムに、美肌効果も期待できるアーモンドミルクを合わせて作ってみたところ、罪悪感のないヘルシーなわらび餅ができあがりました。
さすがに本物とは少し食感が違いますが、ぷるんとした口当たりが楽しくて。きなこと黒蜜をかければ、立派なわらび餅~。
意外と簡単に作れるので、ぜひお試しください!
サイリウムとは?
冒頭でも触れた通り、そもそもサイリウムって何?というところから調べてみました。
サイリウムとは、インドオオバコの種の外皮から作られる天然の水溶性食物繊維のこと。英語では「Psyllium Husk(サイリウムハスク)」と呼ばれ、アメリカのスーパーや自然食品店でも比較的簡単に手に入ります。
水分を含むとゼリー状にふくらむ性質があり、満腹感を得やすい上に低カロリーで糖質ゼロなため、ダイエット食品として大人気。日本では「オオバコダイエット」としても知られています。
その他、便通や腸内環境を改善したり、コレステロール値や血糖値の管理にも役立つなど、健康面でのメリットも多め。
アメリカでは、水やジュースと混ぜて飲むのが一般的ですが、とろみ付けにも使えるため、ローカーボやビーガン向けのレシピにもよく登場します。日本でも、米粉パンなどのつなぎに利用されているそうで。なるほど、料理やパン作りに使ってみるのも面白そうですね!
なお、サイリウムには粒状(Whole)と粉状(Powder)の2種類があります。私は間違って粒状を買ってしまいましたが、料理やスイーツには粉状が使い勝手が良いようです。
材料

- 無糖アーモンドミルク・・・300ml
- グラニュー糖・・・25g
- サイリウム・・・10g
- きなこ・・・適量
- 黒蜜・・・適量
補足
★アーモンドミルクは無糖(Unsweeten)のものを選んでください。
★ここでは粒状タイプ(Whole)のサイリウムを使っていますが、粉状タイプ(Powder)のほうがなめらかに仕上がると思います。
★ダイエット効果を高めるのなら、砂糖をラカント(カロリーゼロの天然甘味料)に置き換えてもよいかも。
作り方
STEP 1

小鍋にアーモンドミルク、サイリウム、砂糖を入れて、軽く混ぜ合わせる。
STEP 2

強めの中火にかけ、ヘラなどで混ぜ続ける。しばらくすると、とろみがついてきます。
STEP 3

ふつふつしてきて、しっかりとした粘りが出てきたら、耐熱容器に流し入れる。
STEP 4
粗熱が取れたら、冷蔵庫でしっかり冷やす。
好みの大きさに切り、きなこをまぶして、黒蜜をかけたらできあがり!
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サイリウムとアーモンドミルクを使ったわらび餅の作り方をご紹介しました。
簡単に作れる上、わらび餅粉がなくても作れるのがありがたすぎる・・・!きなこや黒蜜がなければ、はちみつをかけて食べても美味しいですよ。
サイリウムは16オンス(454g)入りを買ってしまったので、じゃんじゃん作ろうと思っています。
なお、私の住む街では黒蜜の入手も困難なため、代用品を作っています。別記事で作り方を紹介していますので、興味があればチェックしてみてくださいね!

サイリウムxアーモンドミルクのわらび餅 [印刷用レシピ]
Ingredients
- アーモンドミルク・・・300ml
- グラニュー糖・・・25g
- サイリウム・・・10g
Instructions
- 小鍋にアーモンドミルク、サイリウム、砂糖を入れて、軽く混ぜ合わせる。
- 強めの中火にかけ、ヘラなどで混ぜ続ける。しばらくすると、とろみがついてきます。
- ふつふつしてきて、しっかりとした粘りが出てきたら、耐熱容器に流し入れる。
- 粗熱が取れたら、冷蔵庫でしっかり冷やす。好みの大きさに切り、きなこをまぶして、黒蜜をかけたらできあがり!

















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