波刃も研げる!イスターシャープナーを購入

愛用していたセラミックシャープナーがそろそろ寿命っぽい。というわけで、新しく包丁研ぎ器を物色していたところ、面白そうな製品を発見しました。
「なぞるだけ」「波刃も研げる」「ハサミやピーラーにも使える」などなど、魅力的な謳い文句に惹かれて、試しに購入してみました。
これが大当たり~!の優れもの。今ではすっかりお気に入りのキッチン道具になりました。
イスターのスタンダードシャープナー

今回、買ってみたのはスイスにあるイスター社のスタンダードシャープナーです。主な特徴は以下の通り。
コンパクトなサイズ
スイスの会社の製品ということで、このシャープナーも、もちろんスイス製。
長さ10cmとかなりコンパクト。重さも24gとびっくりするくらいの軽さです。
収納場所を選ばず、携帯性にも優れていますので、野外で使いたい人にもぴったりです。
刃の表面を整えながら研ぐ
本体はアルミ合金製ですが、砥ぐ部分はダイヤモンドとほぼ同等の硬さである超硬合金製になっています。
イスターシャープナーが他と違うのは、この超硬合金部分で刃の表面を「整えながら研ぐ」ことで、切れ味を回復させるところ。なので、刃を「削る」一般的な包丁研ぎ器のように、刃がすり減ってしまう心配がありません。
一般的な包丁研ぎ器を使ったからといって、数年くらいでは刃幅が短くなったとは感じられないと思いますが、10年以上も研いでいるとやはり短くなっていくのがわかります。

写真の包丁は、以前に電動シャープナーを使っていたときに愛用してた包丁です。微妙に歪んでしまった上に、ディンプル加工されていた(表面にくぼみ付き)ので、くぼみ部分まで刃幅が短くなり、見た目が悪くなってしまいました。
だけど、削らずに研げるイスターのシャープナーなら、こんなふうに刃幅が短くなることもなく、包丁を長持ちさせられるのではないかと期待しています(答え合わせは10年後になりますが(笑))。
包丁以外のさまざまな道具も研げる
最近流行り?のキッチンバサミを始め、分解できないハサミ、ピーラー、ポケットナイフ、園芸用品や工具、釣り針といった小さなものにも対応可能です。もちろん直線刃だけでなく、ブレッドナイフのような波刃も研げます。
このシャープナー1本あれば切れなくなったからと使い捨てにせざるを得なかった道具も、末永く使えるようになりそうですね。
ただし、高級包丁、セラミック包丁、理容用ハサミには使えません。でも、これだけのものを研げたら万能と言っても語弊はない気がしますよ。
イスターシャープナーの使い方(研ぎ方)
使い方はとても簡単。
30~50度の角度で刃に当てて、手元から刃先に向かって一方向に数回なぞるだけ!波刃の場合は、刃に沿って小刻みに動かします。
最初はザラザラとした研ぎ心地ですが、それがなめらかな感触になってきたら作業は完了。なぞるときに力を込める必要や水に濡らす必要がなく、使い勝手も良いです。
前に使っていたセラミックシャープナーも悪くはなかったのですが、こちらのほうが良い切れ味が長く続くし、愛用の包丁(グローバルの文化包丁を使っています)もあっという間に切れるようになって、本当に感動しましたよ!
なお、私が買ったものには詳しい取扱説明書が付いてこなかったのですが、イスター公式サイト(英語)・(日本語)で使い方が確認ができます。
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イスター社のスタンダードシャープナーをご紹介しました。
なぞっただけで包丁の切れ味が蘇る上に、砥石のように取り扱いが難しいこともなく、手軽に使えて、とても重宝しています。まだ使い始めたばかりですが、耐久性にも優れている製品なので、長い付き合いになりそうです。
これから包丁砥ぎ器を新調する方、ぜひ検討してみてくださいね。ちょっとしたプレゼントなんかにもおすすめですよ~!
ちなみに、アメリカでは取り扱い店があまりない?ようなのでAmazonが便利だと思います。日本ならAmazon他、楽天でも購入できます。ご参考までに。
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