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ネギは再生栽培がおすすめ!節約以外の利点5つ

2021-03-16

料理の彩りや薬味に欠かせない青ネギ。

アメリカのネギは細いタイプの「わけぎ」が一般的ですが、意外と足が早くて、使い勝手が悪いと思ったことはありませんか?

保存方法を工夫して日持ちさせる手もあるけれど、最強なのは水栽培&地植えで再生してしまうこと。とても簡単な上に、節約などの利点もたくさん!

この記事では、ネギは再生栽培がおすすめな理由と、上手に再生させるためのたった1つのコツをご紹介します。

ネギは再生栽培がおすすめな理由

私が再生栽培をおすすめしたい理由は、節約を含めて全部で6つあります。

節約になる

ケチ倹約主婦な私としては、彩りや薬味に使うためにネギを買うのはもったいないな~と思うこともしばしば。アメリカでは1束1ドル以下ですが、チリも積もればなんとやら、ですから。

水栽培だけでも彩りや薬味に使うだけの量は十分収穫できますが、地植えすれば節約効果も抜群!元のサイズ以上に大きく育つし、根元を残しておけば半永久的に収穫できるようになるので、買う機会がめっきり減りました。

超簡単&時短

ネギを再生するには、スーパーで買ったネギの根元を切って、水に挿しておくだけ。必要な作業は水を変えることくらいで、後述するコツさえ守れば失敗知らずです。

また、種から育てる場合と比べて、手間や時間がかかりません。成長も早いので、すぐに「収穫」できるのも嬉しいですね。1回分の薬味くらいは、1週間もあれば収穫できるようになりますよ。

省スペースで始められる

グリーンオニオン(左)&リーキ(右)

ネギの再生栽培は、小瓶を置くだけの場所しか使わないのも利点の1つ。

使う容器も、1度に再生させるネギの本数にもよりますが、小瓶や細身のグラスがあれば十分。窓際や日当たりの良い場所を選ぶ必要はありますが、邪魔にならないのが嬉しいですね。

ちなみに、私はOuiヨーグルトの空き瓶を使っています。土台部分が幅広になっていて、安定性が良い形なのが◎(なお、ラベルの剥がし方はこちらの記事でご紹介しています)。

日持ちする

ネギは痛みやすいので早めの消費が吉。でも、献立によってはすぐに使わないときもあって、気がつくと野菜室でしなびていることも・・・。

でも、水栽培や地植えすれば、しなびる心配がありません。あせって消費する必要もなくなるし、長期にわたって、いつでも料理に使えるようになります。

うちでは地植えしているのですが、春~秋にかけて(私が住むカンザスでは極寒でなければ冬場も)コンスタントに葉を収穫できています。

癒やし効果が期待できる

ネギといえども室内に緑があると、なんとなく和むもの。それに、ネギは成長が早いので、日々の変化を観察するのも楽しいです。

さらに、地植えすれば花も咲きます。環境によっては鉢植えでもいけるかな?1つ1つは小さな花で派手さはありませんが、この素朴な感じが好きで、毎年春のお楽しみにもなっています。

スーパーで買えない高級食材が手に入る

花を咲かせて愛でるのも一興ですが、蕾(ねぎ坊主)を天ぷらにするのもおすすめ。

正直、これだけでお腹をふくらませるのは難しい(笑)けれど、甘みがあり、ほんのりネギの風味がしてとても美味しいです。ちなみに、日本では高級料亭などで扱われる旬の食材として知られているようですよ。

これは再生後に鉢植えや地植えにする場合の利点になりますが、蕾はスーパーではまず手に入らない食材なので、挑戦する価値はあると思います。



ネギを再生栽培するには

ネギの再生栽培はとても簡単。基本的に水に挿しておくだけなのですが、コツも記載しておくので、よろしければ参考にしてください♪

用意するもの

必要なものは4つだけ。

  • 青ネギ
  • 小瓶
  • ツイストタイまたは輪ゴム(オプション)

ツイストタイ/輪ゴムはオプションですが、数本まとめて水に漬けるときにあると便利です。

補足

アメリカのスーパーで手に入る青ネギは、スキャリオン(Scallion)やグリーンオニオン(Green Onion)と呼ばれる細いネギか、リーキ(Leek)と呼ばれる太いネギが一般的。どのネギでも再生可能ですが、細いネギのほうが何かと使い勝手が良いかな?

ちなみに、スプリングオニオン(Spring Onion)と呼ばれる根元が丸く膨らんだネギもありますが、これは再生させたことがないので、うまく再生できるかは不明です。おそらく葉っぱは育つと思うのですが、丸く膨らんだ部分が美味しいから、そのまま食べたほうが良い気がします。


再生栽培のやり方&重要なコツ

STEP 1
ネギの根本を4~5cmくらいのところで切り落とす。1本だけを再生する場合は、倒れにくくするために、ネギを長めに切ってください。

STEP 2
数本まとめて再生させる場合は、ツイストタイまたは輪ゴムで1つにまとめる。

STEP 3
用意した小瓶に入れて、少量の水を入れる。

重要なコツ:ネギの根元が水に浸かった状態になったり、根が完全に水没してしまうと腐りやすくなるので、根っこの上の部分(数mm)が空気に触れている状態にしてください。

STEP 4
日当たりの良い窓際などに置く。必要に応じて水を足してください。冬は水が傷みにくいのでそんなに気にする必要はありませんが、夏場はこまめに水を変えたほうが良いかも。

STEP 5
1週間くらいすると、葉が伸びてきて、新しい根も出てきます。程よい長さになったら収穫してください。

水栽培の場合、1度収穫すると育つ勢いが弱くなるので、長期的に育てる場合は鉢植えまたは地植えがおすすめです。

* * * * *

現在、リーキ(ポロネギ)を再生中♪

ネギの再生栽培はとても簡単。思い立ったらいつでも始められるので、もし試したことがなかったらぜひ~。節約にもつながるし、意外と成長する過程を観察するのも楽しいですよ!